【信用情報とは?】
信用情報とは、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や、返済状況、支払い状況などを表すものです。金融機関は、あなたが過去にどんな取引をしていたか、または、現在どのような取引をしているか、その実績をもとにあなたがお金を貸しても大丈夫な人かどうか判断しています。完済していれば信用は高まりますし、延滞等していれば信用は下がります。
【信用情報を失うとは】
信用情報の回復とは言葉のとおり、失われた信用を取り戻すことを意味しますが、まずは信用を失った要因として挙げられるものを以下に記載します。以下の内容に当てはまった場合、「金融事故」情報として、信用情報の中に掲載されます。
① 5年以内に債務整理を行った
② 10年以内に自己破産を行った
③ 5年以内に無断でカードやローンの返済を61日以上長期延滞した。
④ 5年以内にカードの強制解約を受けた
※カードの強制解約の条件
・カード会員本人以外のカード利用
クレジットカードの名義人以外がカードを利用することは禁止されているため、家族や友達、恋人などにクレジットカードを貸したことがカード会社に知られると強制解約となります。カード会社が「クレジットカード名義人以外がカードを利用した」と判断すると、クレジットカードの利用停止処分で強制解約になる可能性があります。 クレジットカードが他人に不正利用された場合は、必ずカード会社に連絡し、個人信用情報が傷つかないようにしましょう。
・クレジットカードの現金化
クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠を利用して買い物をし、専門の買い取り業者に商品を買い取ってもらうことで現金を手に入れることです。クレジットカード現金化をカード会社は禁止しており、発覚した場合は強制解約になります。
【信用情報の確認】
上記のような原因で信用を損なった場合、新たなクレジットカードを作ることやローン契約ができなくなってしまいます。「金融事故」の情報は債務整理や返済が終わって一定期間が経てば削除されます。まずはあなたの信用情報をご自身で確認してみましょう。以下のリンクから信用情報サイトをご確認ください。
CIC
消費者金融や信販会社、クレジットカード会社が加盟。
ローンやクレジットカードの申し込み、支払い状況。
JICC
消費者金融や信販会社、クレジットカード会社が加盟。
ローンやクレジットカードの申し込み、支払い状況。
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
銀行や銀行系クレジットカード会社、農協、信用組合、信用金庫が加盟。